高い身長、恰幅の良い体型、濃い顔で、若い頃から数々の悪役を演じたアルフレッドモリーナ。現在は髭も白くなり、鋭さだけではなく包容力も感じる容姿になりました。そんなアルフレッド モリーナの身長や年齢、前妻や現在の妻、若い頃から現在の顔の変化をご紹介します^^！
アルフレッドモリーナの身長、年齢は？ デビュー作は『レイダース』！
アルフレッド・モリーナの出演作品を観ると、アルフレッド・モリーナはいつも他の俳優よりも大きく見えるので、かなり身長が高い俳優であることが伺えます。
髭が白くなった現在のアルフレッド・モリーナは、高い身長に加えて貫禄も出てきて、若い人には出せない風格があります^^♡
そんなアルフレッド・モリーナの身長や年齢などをプロフィールと共に見てみましょう^^！
名前：アルフレッド・モリーナ
本名：Alfred Molina
生年月日：1953年5月24日(69歳)※2022年4月時点
出生地：イングランド、ロンドン
国籍：イギリス
職業：俳優
身長：189 cm
公表されているアルフレッドモリーナの身長は189cm。出演作品で感じたとおり、かなり高い身長です。
アルフレッドモリーナは、イギリス生まれイギリス育ち、国籍もイギリスです。しかし血筋はスペイン人の父とイタリア人の母の間に生まれたハーフ。黒く太い眉毛と大きな瞳はラテン系の顔立ちだったのですね！
ちなみに、世界の男性の平均身長は172.6センチ、スペイン人の男性の平均身長は178センチ、イタリア人の男性の平均身長は176.5センチ。
アルフレッド・モリーナの189センチの身長は、平均身長が高めな、自身の血筋であるスペインとイタリアの男性よりもかなり高いです。
年齢は69歳（2022年4月時点）。
凄みのある顔と恰幅の良さは、今までの出演作品の悪役にハマり役でしたが、歳をとったアルフレッド・モリーナには頼れる男性の印象も感じます^^♡
そんなアルフレッド・モリーナが俳優になることを決意したのは、わずか9歳の頃なのだそう！『スパルタカス』（1960年公開）というローマ帝国を舞台にした映画を見たのが俳優を目指すきっかけなのだそうです。
アルフレッド・モリーナはロンドンにあるギルドホール音楽演劇学校で演劇を学び、大学卒業後は劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー に所属。舞台俳優として活躍しました。
映画デビューは1981年、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。アルフレッド・モリーナが28歳の時です。
『レイダース／失われたアーク≪聖櫃≫』は、監督スティーブン・スピルバーグ、主演ハリソン・フォードのハリウッド超大作ですね！
当時わたしは、後に『インディ・ジョーンズ』となったこの作品は、『ネバーエンディングストーリー』（1984年公開）や『グーニーズ』（1985年公開）などのファンタジー冒険映画と共に大好きな映画でした^^！
しかしわたしが、若い頃のアルフレッド・モリーナが『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に出演していると知ったのは最近です。
アルフレッドモリーナは、ジョーンズを騙し、ゴールデンアイドルを奪おうとするペルー人洞窟ガイド、サティポを演じました。サティポは序盤で串刺しにされ死んでしまいますが、脇役ながら強烈なインパクトのキャラクターです。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を何度か観た方も、次回観るときは是非アルフレッド モリーナ演じるペルー人洞窟ガイド、サティポに注目してみてください^^！
そして2004年、アルフレッド・モリーナは『スパイダーマン2』で敵役ドクター・オクトパスを演じ、注目を浴びます。アルフレッド・モリーナの高い身長とガタイの良さは、ドクターオクトパスのキャラクターを完璧に表現していて、ドクターオクトパスのサングラスに摩天楼が映るシーンは最高でした^^♡
ちなみにアルフレッド・モリーナは、ドクター・オクトパス役でサテライト賞の最優秀助演男優賞にノミネートされています。
アルフレッド・モリーナ、前妻ジル・ガスコインとは病気で死別！
アルフレッド・モリーナの最初の妻は、16歳年上の女優ジル・ガスコイン。アルフレッド・モリーナがブレイクする前の1985年に結婚しました。
アルフレッド・モリーナと前妻ジル・ガスコインが出会ったのは、1982年、劇場で制作をしていたのがきっかけなのだそう。
結婚する前の1980年、長女レイチェルが誕生。
アルフレッド・モリーナと元妻ジル・ガスコインは、娘のレイチェルと幸せに満ちた毎日を送っているようでしたが、ジル・ガスコインは、長年うつ病を患っていました。
そして1997年、前妻ジル・ガスコインに腎臓がんが見つかりますが、早期発見できたため回復。
2013年頃から、前妻ジル・ガスコインはアルツハイマーを発症。2016年、アルフレッド・モリーナは、前妻ジル・ガスコインのアルツハイマーが非常に進行していることを発表しました。
2019年、アルフレッド・モリーナは、そんな辛い状況にある前妻ジル・ガスコインの小説を映画化します。この小説は1996年に発表された『リリアン』。アルフレッド・モリーナは、映画『リリアン』で監督デビューを飾りました。
2020年4月8日、前妻ジル・ガスコインは長年の闘病の末亡くなります。享年83歳でした。
アルフレッド・モリーナは35年という長い日々を、前妻ジル・ガスコインの病気と向き合って過ごしていたのですね。16歳年上の愛妻ジル・ガスコイン。わたしは、前妻ジル・ガスコインは、アルフレッド・モリーナに愛された人生だったのだと思います。
アルフレッド・モリーナの前妻ジル・ガスコイン、若い頃の活躍とプロフィール！
そんな、アルフレッド・モリーナが愛した前妻ジル・ガスコインはどんな女性だったのでしょう。調べてみました。
名前：ジル・ガスコイン
本名：Jill Viola Gascoine
生年月日：1937年4月11日
没年月日：2020年4月28日（享年83歳）
出身地：イギリス・ロンドン ランベス
職業：女優、小説家
身長： 163 cm
子供： レイチェル・モリーナ、 シーン・キース、 アダム・キース
キャリアをみると、
1958年、ジル・ガスコインはテレビドラマで女優デビューしています。以降、多くのテレビドラマに出演。数本の映画にも出演しました。
1990年には小説家としてのキャリアもスタートさせ、1998年までに3冊の小説を出版しています。
私生活ではジル・ガスコインは、アルフレッド・モリーナと結婚する前、ホテル経営者ビル・キースと結婚していました。ビル・キースとの間に、息子、ジーンとアダムがいます。
ジル・ガスコインは1972年にホテル経営者ビル・キースと離婚した後、1982年にアルフレッド・モリーナと出逢い、1985年に妻となりました。
アルフレッド・モリーナ、現在の妻は『アナ雪』の監督！きっかけは声優！
2020年に前妻ジル・ガスコインと死別したアルフレッド・モリーナは、2021年に再婚します。
妻となったのは、大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』の監督ジェニファー・リー。
アルフレッド・モリーナと現在の妻ジェニファー・リーとの出会いは、アルフレッド・モリーナが『アナと雪の女王２』（2019年公開）でアナとエルサの父、アグナルの声を担当したことがきっかけでした。
ちなみに、前妻ジル・ガスコインはアルフレッド・モリーナより16歳年上でしたが、現在の妻ジェニファー・リーは19歳年下です^^！
アルフレッド・モリーナの現在の妻、ジェニファー・リーのキャリアとプロフィール！
アルフレッド・モリーナの現在の妻ジェニファー・リーは輝かしい経歴の女性です。気になる私生活もご紹介します^^！
名前：ジェニファー・リー
本名：Jennifer Michelle Lee
生年月日：1971年10月22日（50歳）※2022年4月時点
出身地：アメリカ合衆国、ロードアイランド州、イーストプロビデンス
職業：映画監督 脚本家
アルフレッド・モリーナの現在の妻ジェニファー・リーは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー。
『シュガー・ラッシュ』（2013年公開）の脚本、『ズートピア』（2016年公開）の原案、『あの頃をもう一度』（2021年公開）の製作総指揮などを担当し、『アナと雪の女王』では、女性としては史上初の、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編映画の監督となっています。
私生活では、アルフレッド・モリーナとの結婚前、
1999年に、ロバート・ジョゼフ・モンという男性と結婚しました。
2003年、ロバート・ジョゼフ・モンとの間に長女アガサ・リー・モンが誕生。
後にロバート・ジョゼフ・モンとは離婚しています。
ちなみに、『アナと雪の女王』で『雪だるま作ろう』を歌っているのは、このロバート・ジョゼフ・モンとジェニファー・リーの娘、アガサ・リー・モンです^^！
ところで、アルフレッド・モリーナの前妻ジル・ガスコインは2020年に亡くなりましたが、ジェニファー・リーは、その前年の2019年11月に、アルフレッド・モリーナと交際していることを明かしていました。
アルフレッド・モリーナ、若い頃〜現在の変化！若返りはCGで！
身長が高く、最近はボス的な貫禄の現在のアルフレッドモリーナ。その外見の変化を『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』のドクター・オクトパスと現在の写真で比べてみます^^！
『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月に公開されたスパイダーマンシリーズの最新作。その最新作のアルフレッド モリーナと現在のアルフレッド モリーナを比べると言うと何だか変な感じがしますが、最新作のドクターオクトパスは、CGで17年前の若い頃を再現した姿なのです！
というのも『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』は、『スパイダーマン2』で人工アームとともに川に沈んだドクターオクトパスが、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジの力によって時空が歪み、当時の若い頃と同じ姿で復活してしまうというストーリー^^！
アルフレッドモリーナが、前作『スパイダーマン2』でドクターオクトパスを演じたのは51歳の時。それから17年経ち68歳となりましたがCGによって若返り、2004年当時の姿で『ノー・ウェイ・ホーム』に出演。前作『スパイダーマン2』の時と変わらない姿で、若いトム・ホランドのスパイダーマンと戦っています^^！
アルフレッドモリーナは、自身に『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』の出演のオファーが来た時、実は『若い頃と同じ役』ということに戸惑ったそう。
アルフレッドモリーナは、
「17年ぶりに同じ役を演じるというのはとても興味深いことでした。
この間に僕も二重アゴになったし、たるみも出て、目尻にシワもでき、少々腰の調子も悪くなりましたからね」
と、始めは現在の老化した身体について考えたのですが、CGで若返り、若い頃のドクター・オクトパスに戻れると言うことで、出演を決めたそうです。
ところで『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』で、CGで甦ったのはアルフレッド・モリーナだけではありません。ドクター・オクトパスの『機械の腕』もCGに変わっています！
『スパイダーマン2』の撮影では、アルフレッドモリーナ演じるドクター・オクトパスの『機械の腕』はCGではなく、人形師が操っていました。
人形師が重労働をしている間、アルフレッド モリーナは一歩下がって恐い顔で睨みつける演技をして撮影していたのだそう。
それが『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』では完全CGIエフェクトに変わり、『スパイダーマン2』の時のようにアルフレッド・モリーナが実際にアームを装着するのではなくなりました。
アルフレッドモリーナは、若い頃と現在の撮影技術の違いも楽しんだらしく、
「どれほどテクノロジーが進歩したかを目にした彼を見るのが本当に楽しかった」
と語っていました。
『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』で、顔などの見た目は若い頃に戻ったアルフレッド・モリーナ。『機械の腕』もCGになったとはいえ、撮影にはかなり体を動かさなければならなかったはず！（←わたしの憶測^^！）
わたしは、現在も体力は若い頃と変わらない（だろう^^）アルフレッドモリーナの、今後の活躍も楽しみです^^！
