2022年2月、ローマに滞在中のアンハサウェイのファッションがニュースになっていましたね!薄手の白ニットにネイビーのジャケット、それに再びトレンド入りしているフレアデニムをコーディネートしていました。3月18日からApple TV+で配信スタートする『WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~』でもアンは70年代調のデニムルックを披露しています。今回は、ファッションアイコンとして話題に事欠かないアンの服や髪型、夫についても気になりましたので調べてみましたよ!
アン・ハサウェイ、『レ・ミゼラブル』で髪をバッサリ!カッコかわいいショートのお手本に!
アンハサウェイといえば、映画『レミゼラブル』(2012年公開)で、長い髪を切り丸刈りになる売春婦ファンテーヌ役を演じたことで有名です。なぜ髪を切る役でこんなにも話題になったのかというと、この髪を根本からバッサリと切るシーンはカツラやエクステではなく実際のアンの髪だったからです!
当初、制作スタッフは実際に髪は切らなくていいと言ったのですが、アンから『切ります!』と申し出たそうです。後日のインタビューで、
「髪を切ることに迷いはなかったわ。いろんな人にウィッグのほうがいいんじゃないかと言われたけれど、それは間違っていると思ったの。観客たちには“レミゼ”の世界をリアルに感じてもらわなければならない。だからウィッグなどというドラマから気が散るようなことはしたくなかったのよ。それに犠牲をたくさん強いられたファンテーヌですもの。自分も少しくらいの犠牲は伴わないと。やった価値はあったと思うわ」
と、語っています。
そんな役作りに本気であたるアンハサウェイですが、それでも髪を切る直前になると涙が止まらなくなってしまい、おろおろするスタッフたちにお願いして少しだけ時間をもらい泣かせてもらったそうです。ちなみにこの時、アンはプライベートで自身の結婚式を控えていました。
わたしは、劇中に自分の髪をショートにしたアンハサウェイに、強靭な精神の持ち主というイメージを持っていましたが、泣いてしまったエピソードに、特別ではない普通の女性の一面を垣間見てとても親近感が湧きました!
アン・ハサウェイ、『レ・ミゼラブル』称賛のワケは『夢やぶれて』生歌の熱唱!
アンハサウェイはこの映画『レミゼラブル』で、ゴールデングローブ賞助演女優賞、アカデミー賞助演女優賞を獲得しています。これらの賞に輝いたのはショートヘアの役作りだけではなく、劇中のアンの胸に迫る『歌』が称賛を浴びたからです。
舞台版に出演したキャストなど300人近くのミュージカル俳優たちが集結するシーンもある中、名曲『夢やぶれて』のアンハサウェイの歌声は、予告編が公開されただけでオスカー候補の声が上がるほどで、この予告編を聴いただけで感動で涙が出たという人が続出したそう。
しかし、実力派アンハサウェイにとってもこの役は大変だったようで、後日インタビューで、
「リハーサルまでは結構自信を持っていたの。でも実はね、『夢やぶれて』のシーンの最終テストのときになって、トム・フーパー監督のところに行って泣き出しちゃったのよ。そんなつもりじゃなかったのだけれど、あまりにもナーバスになってしまって。プレッシャーに押しつぶされて、カメラの前で自由に飛べないんじゃないかって……」
と語り、
そんなアンの苦労をそばで見ていたヒュー・ジャックマンは、
「アンの演技は最高だった。あれほど素晴らしい魂のこもった演技は二度と見られないと思う」
と称賛していました。
アンハサウェイが2分半もクローズアップショットで『夢やぶれて』を熱唱を含め、映画『レミゼラブル』全ての歌のシーンは撮影前に録音したものではなく、撮影現場で生で歌ったものです。この臨場感が観客の心を震わすのですね!わたしもこのアンの歌声には魂が込められているように感じましたよ♡
アン・ハサウェイ、『プラダを着た悪魔』でファッションアイコンに!『魔女がいっぱい』で再び魅せる!
アンハサウェイといえば、劇中で一流ブランドファッションや豪華なドレスを着こなす姿で常に注目の的となっている女優でもあります。ファッションが見どころの映画『プラダを着た悪魔』(2006年公開)は、アンが出演する映画のランキングでも堂々一位になっている映画です!実はわたしも本作で女優アンハサウェイの存在を知りました。
アンハサウェイ演じるファッションに無関心な主人公アンディが大変身する本作は、続々と披露される一流ブランドの着こなしや、目の上でぱっつり切り揃えた前髪など真似したくなるアイディアが盛りだくさんですね!展開に共感したりハラハラしたり、アン演じるアンディが社会人として成長していく姿に元気をもらえる映画ですが、やはり一流ファッションに身を包み、かわいいいだけではなくカッコいいアンハサウェイがとても魅力的です。ふと思い出すと観たくなる、世代を超えてファッション愛好家たちに愛される映画です!
本作ではカリスマスタイリストのパトリシア・フィールドが衣装を担当していますが、アンハサウェイはなんと120着以上ものコーディネートを試着したそうです。プロモーションのために初来日したアンはこのことについて、
「この映画に出演して、ちょっとはおしゃれになったかな?」
と笑っていたそうです。
映画『プリティ・プリンセス』(2001公開)でちょっとダサめの印象のアンを、おしゃれアイコンに押し上げた映画『プラダを着た悪魔』から14年が経ち、2020年、レトロモダンな60年代ファッション満載の映画『魔女がいっぱい』が公開されました。
この映画『魔女がいっぱい』(2020年公開)は児童文学を基にしたファンタジー映画ですが、アンハサウェイ演じる邪悪でおしゃれな魔女の口裂けシーンは小さな子供には少し怖いようです。しかし大人にとっては別の楽しみがあります!1960年代のお城のような豪華ホテルを舞台に、千鳥格子のセットアップや大きなリボンがかわいいピンクのコートなどカラフルでポップなファッションを上品に着こなすアンハサウェイに、『プラダを着た悪魔』とはまた違ったイメージで魅せられてしまいます!
ちなみにこの撮影時、アンハサウェイは第2子を極秘妊娠していたそう。妊娠を誰にも打ち明けていなかったため、打ち合わせで『ウェストラインがタイトな衣装を着て欲しい』と言われたアンは
「んー、それはできないと思う。だめ」
と曖昧に答え、
「自由に動けないことがわかるのよ。お腹周りが窮屈だとのびのび動けない。だから衣装は全部ゆったりしたものにした方がいいわ」
と、本当のわけを言えず慌てて理由を探したそうです!
わたしはファッションアイコンとしてのアンハサウェイも好きですが、撮影秘話などで語られる飾らないかわいいアンも大好きです♡
アン・ハサウェイのプロフィール!年齢や身長は?幸せいっぱいの現在!夫との結婚生活は?
実力とキュートなビジュアルでハリウッド女優としての不動の地位を築いたアンハサウェイ!気になる現在の私生活を見てみましょう!
名前:アン・ハサウェイ
本名:Anne Jacqueline Hathaway
生年月日:1982年11月12日
出生地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
職業:女優
身長:173cm
父は弁護士、母は舞台女優。映画『レ・ミゼラブル』でアンハサウェイが演じたファンティーヌは、かつて母が演じていた役でした。アンが女優を目指すきっかけは、7歳の時に母が演じたファンティーヌに興味を持ったからだそう!わたしはアンがファンティーヌ役に選ばれたことに運命を感じます!
そして、アン・ハサウェイの気になる旦那は俳優のアダム・シュルマン。
アンは、2004年から4年間イタリア人実業家と交際していましたが、2008年、その元恋人が警察に捕まる事件を起こし破局しました。この時アンは「生涯、独り身でいい」と考えていたそうです。
しかし、今の夫アダム・シュルマンに出会いアンの考えは一転!あっという間にアダムの魅力に惹かれ恋愛モードになってしまったそう。二人は2008年から交際を始め、2012年に挙式を行っています。夫アダム・シュルマンは1981年ニューヨーク生まれということですので、アンハサウェイより1歳年上ですね。
結婚式は、アメリカ屈指の大自然が魅力のカリフォルニア州ビッグ・サー。アンと夫アダムは自然を肌で感じられる屋外でパーティを開きました。ヴァレンティノが手がけたドレスを身にまとったアンの登場に、ゲストからは感嘆のため息がもれたそう♡そんな今年結婚10周年のアンと旦那アダムは今でもラブラブ!カメラに収められた愛犬散歩中のスタイリッシュな二人の姿は、映画のワンシーンのようです^^
わたしはこれまで劇中のアンハサウェイのファッションに魅力を感じていましたが、アンと旦那アダムのデートでの息の合った着こなしも気になってきました!見ているだけで華やかな気分にさせるファッションアイコン、アンハサウェイ。次はどんな話題で賑わせてくれるのか楽しみです!