ミステリアスな存在感で活躍するエズラミラー。若い頃から問題を抱えたダークな美少年役、明るく天真爛漫な美青年役と幅広い役をこなしました!今回は、観る人を虜にしたエズラ・ミラーの成長を辿ってみましたよ^^!若い頃にカミングアウトした自身の恋愛観と恋人歴も見てみましょう!
エズラミラー、若い頃の笑顔が絶賛!明るさが魅力の役!『ウォールフラワー』
1992年9月生まれのエズラミラーは現在29歳(2022年5月時点)。
そして、若い頃の出演作『ウォールフラワー』の撮影当時、エズラミラーは18歳でした。ミディアムヘアが妖艶です。
身長も高そうなのが伺え、大人っぽい雰囲気が増したエズラ・ミラーですが、少年の面影も残っています。
『ウォールフラワー』(2013年公開)は、ローガン ラーマン、エマ ワトソン、エズラ ミラーと、当時最旬の若い俳優が共演し、話題となった青春映画。
3人の自然体の演技に魅了されます。
『ウォールフラワー』でエズラ・ミラー演じるのは、LGBTのパトリック。
劇中の若者たちはそれぞれに心の傷を抱えているのですが、エズラ・ミラー演じるパトリックも、自由で陽気であると同時に孤独を抱えている複雑なキャラクター。
笑顔が素敵な明るい若者の役で、若い頃のかっこいい、かわいい、甘い、切ない、エズラミラーを見ることができます!
エズラ・ミラー演じるパトリックは、エマ・ワトソンが、「パトリックはカリスマ性のあるエズラそのもの」と表現したように、
エズラミラーならではの独特な個性のキャラクターになりました。
このカリスマ的キャラクターの誕生についてエズラ・ミラー本人は、1999年に出版の『ウォールフラワー』の原作小説を少年時代に読み、その世界観に憧れていたことが、役作りに影響を与えたと語っています。
映画ファンからは、エズラミラーの明るい役柄に注目が集まり、以下のような声が上がりました。
アメフト?の試合中に主人公が声を掛けた時の、
エズラミラーの笑顔がめちゃめちゃ素敵なのです。
(そこだけ切り取って何度も見たい)
作中のエズラ・ミラーはLGBTの役だったが、
彼の性格や笑顔だったら同性との恋愛も悪くないと思わせるくらい良い演技だった。
エズラ ミラーの笑顔や魅力に吸い込まれ、いつか観た「少年は残酷な弓を射る」の少年だと知り驚く
確かにあの時もイケメンだったな
明るい役の方が魅力的だ
わたしは、エズラミラーが若い頃から原作小説の世界観に憧れていたエピソードに、エズラ・ミラーの色気とミステリアスさは、すでに少年時代に土台が出来上がっていたのだなと思いましたよ^^!
エズラミラー、若い頃は思春期の主人公に共感!多感な少年期!『少年は残酷な弓を射る』
『少年は残酷な弓を射る』の撮影は2010年で『ウォールフラワー』の一年前。
この時17歳、若い頃のエズラミラーです。
ゆるいウェーブのかかった髪がかかる、長くて美しい首筋はまさに魔性^^。
『少年は残酷な弓を射る』(2012年公開)でエズラ・ミラーが演じるのは主人公ケヴィン。一見すると平凡な家庭で育つも、周到な準備の末に凄惨な事件を起こす少年の役です。
『少年は残酷な弓を射る』で、惨忍さと美しさであやしい魅力を放つ少年ケヴィンを怪演した若い頃のエズラ ミラーは、新星ハリウッドスターとして大きな注目を集めました。
10代は心も身体も子供から大人に成長していく激動の時期。若い頃のエズラミラーも『少年は残酷な弓を射る』のケヴィンのように多感だったようです。
2012年の『少年は残酷な弓を射る』の公開イベントで来日したエズラ ミラーは、
「ケヴィンを演じている僕もまさに思春期で、ケヴィンを理解していたつもりが、実はわかっていなかったということに直面したラストシーン。
僕はそのシーンを演じてから1時間は涙が止まらなかった。
ケヴィンみたいな子はたくさんいるのに、支えが得られずに自分の気持ちを爆発させてしまい、今度は毎日拷問のように自分と向き合うことになるんだ。
ケヴィンがそうなったのは本人のせいだけではなくて、社会のせい、周囲のせいでもあった。」
と、敏感で傷つきやすいが故に、社会に同調することを拒んでしまう子供たちの心境に、共感したことを語っていました。
そして、俳優の仕事についてはどのように考えているか聞かれた若い頃のエズラミラーは、
「自分の本質ではなく、一部の露出されている部分が賛美や批判にあうのは辛い。
特に子供時代は、周りからイメージを押しつけられて、それ合わせないといけないと思っていた。
若いといろんなことに気づかないものだけど、他人のジャッジに影響されてしまいそうな時には、有名だということには何も意味がないんだ、と言い聞かせていたよ。」
と、全てを俯瞰して見るような、大人というよりは達観した老人のような考えを語っていましたよ^^!
ところで、『少年は残酷な弓を射る』のポスターは、若い頃の目力の鋭いエズラミラーの顔のアップですね。
劇中でも、顔のアップが多いことについて、エズラ ミラーは、
「自分の顔のアップをスクリーンで観るのは本当に変な感じ。
あんなにでっかい自分の口が画面に出たら、必要ないよねと思ってしまったり(笑)。
自分でも気持ち悪っ! って思ってしまいました(笑)。」
と語っていました。
エズラ・ミラー本人は自虐的に話していましたが、
わたしは『少年は残酷な弓を射る』は、若い頃のエズラミラーの完璧すぎてに近寄りがたい陶器のような肌を、アップで見られることでもえり抜きの作品だと思います^^!
エズラミラー若い頃、かわいい初々しさ、思春期の危うさが共存!『アフタースクール』
『Afterschool』(2008年公開)は『少年は残酷な弓を射る』を遡ること2年前、15歳のエズラ・ミラーのデビュー作にして主演映画です。
透明感あふれ、繊細な美しさと思春期特有の危うさを合わせ持った若い頃のエズラミラー。いきなり主演に抜擢され、俳優デビューするのも納得です。
若い頃から独特のオーラを纏っているものの、やはり初々しいエズラミラーには『かわいい』という言葉も似合います。
ちなみに、2008年のロンドン映画祭に、この『アフタースクール』の主演として参加したエズラ・ミラー。
2011年のロンドン映画祭でも『少年は残酷な弓を射る』の主演で参加し、「またサイコパスだよ」と笑っていました。
というのも、若い頃のエズラミラーが演じたのは『アフタースクール』『少年は残酷な弓を射る』とも、サイコパス役だったからです^^!
『アフタースクール』は、女子生徒薬物中毒死をきっかけに、学校内の闇が浮き彫りとなる様を描いた作品。
エズラ ミラーは、女子生徒の死を撮影してしまった主人公ロバートを、初出演とは思えない圧倒的な存在感で演じています。
『アフタースクール』は、一般の人が撮影した動画を、簡単に世界に発信できることに考えさせられるのがテーマでもありますが、
映画ファンからは、以下のような、若い頃のエズラミラーに関心を寄せる声が多く上がっていました。
15歳の時点でエズラミラーが完成しているのが凄い…
この耽美な少年を映像に残しているという点だけでもとても価値がある…
撮影当時16歳だそうで、眩しいくらいの透明感と圧倒的な存在感。
この姿を拝めただけでありがたい。
そしてエズラ・ミラーは正面も横顔もとてつもなく美しかった…。
今でも美しい顔だけれども、16歳のエズラは本当に見惚れてしまう。
エズラ・ミラーは無表情でも映像映えする。表情から何か読み取ろうとするが、それはできない。
だが、美しい。
それがエズラ・ミラー。
画面の8割を顔面が占めても粗がまったく見えない完璧な美しさは本当に人間なの?と疑いたくなるど。
陽に当たっていないような白い肌と、若い頃からミステリアスな危うさを持つエズラミラーは、心に問題を抱えた役柄に見事にはまる少年でした。
わたしも、若いエズラミラーがこんなにも称賛されることに納得です^^♡
エズラ・ミラー、若い頃の恋人歴は?自身をクィアと告白!その恋愛観は?
エズラ・ミラーは若い頃に、自身についてジェンダーから解放された『クィア』だと告白しています。
『クィア』とは、性別や恋愛趣向についてピッタリのラベルをつけるのが難しいと感じている人が、自らをそう呼びます。
2012年、エズラミラーは、自身を『クィア』だと明かし、
「自分を男とも思っていないし、女とも思っていない。
かろうじて言えば、単純に自分が「人間だ」と思っているだけなんだ。」と語っています。
そんな『新世代』の恋愛観を持つエズラミラーの、若い頃の恋人歴を見てみましょう!
2010年、17歳のエズラ・ミラーの恋人は女優ゾーイ・クラヴィッツ。しかし、すぐに自然消滅してしまったようです。
2011年、ゾーイクラヴィッツと別れた翌年にエズラミラーの恋人となったのは、写真家のローレンス・ノルティング。
この交際も長く続かず、2012年に破局してしまいます。
2013年、女優でモデルのエリン アーブがエズラ ミラーの恋人になります。翌年2014年に婚約しましたが、結婚はせずに2016年に別れてしまいます。
これらの若い頃以降、エズラミラーに恋人の噂はないようですが、
「自分が誰を、どう愛するかという話になった時、
ジェンダーが男性か女性かの二択というシステムに従いたくないという意味なんだ」
と、『クィア』である自身の恋愛観を語ったことがありました。
なので、若い頃のエズラ ミラーの元恋人の性別は女性でしたが、わたしは、次のエズラ・ミラーの恋人は彼氏なのか彼女なのか、関心を持ちながら見守っていますよ^^!
エズラ・ミラーの現在!18歳の女性を洗脳?接近禁止命令を申請される!
2022年6月、『エズラ・ミラーが過去に、当時12歳の女性を洗脳し、手なづけた』という、センセーショナルな報道がありました!
洗脳されたとされる女性はトカタ・アイアン・アイズ、現在18歳です。
トカタは、ネイティブアメリカンの活動家で、石油パイプラインの建設に反対するキャンペーンの若者のリーダーとして有名な人物。
トカタの父は弁護士であり、ネイティブアメリカンの活動家、母は医師です。
トカタの両親の訴えによると、
エズラ・ミラーは、2016年、ノースダコタ州にある先住民保留地を訪れ、当時12歳だった娘のトカタと知り合い、
その後、エズラ・ミラーが参加している組織『クワイエット』を通じて、トカタのカレッジの学費を援助、それによって、トカタに負い目を感じさせ、
それ以来、エズラ・ミラーはトカタにアルコールやマリファナ、LSDなどを与え、「まるでカルトのように精神的に操り、行動をコントロール」している、とのこと。
娘のトカタは、2021年12月にカレッジを退学、両親は娘の行方が掴めなくなっていました。
しかし、2022年1月、両親はバーモント州にあるエズラ・ミラーの家で、娘トカタを発見。
娘トカタは、家を出られないよう鍵や運転免許証、キャッシュカードを取り上げられていることが分かったのだそう。
発見された時、トカタはアルコールや薬物を摂取していたため、
両親は娘トカタを家に連れて帰り、3週間かけて娘トカタの身体をクリーンにします。
しかし、トカタはすぐにエズラ・ミラーの元へ戻ってしまいました。
そして、エズラ・ミラーはトカタを連れ、ロンドン、バーモント州、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州などに行きます。
ちなみに、エズラ・ミラーは、2022年3月、ハワイのカラオケバーで他の客に暴力を振るい、治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕されましたが、その時、トカタも一緒にハワイに行っていたのだそう。
その後2022年5月末、両親は、娘がゾンビのような姿で歩いているという情報を受けて、サンタモニカでエズラ・ミラーと会います。
トカタの両親は、この時のことを「娘トカタは再会を喜んでいるように見えたが、エズラ・ミラーが両親の介入を阻止した」と話しています。
トカタの両親は、「エズラ・ミラーは若く思春期のトカタを支配するために、暴力、脅迫、恐怖、変質症的な妄想、薬物を使い、若いトカタを支配した」と訴え、
裁判所の介入を求めて、2022年6月に、居留地にあるスタンディングロック・スー族裁判所に、接近禁止令を申請しました。
これに対して、エズラ・ミラーよりも先に、娘トカタがインスタグラムで反論。
自分を支配してきたのはエズラ・ミラーではなく両親だと怒りを露わにし、このように投稿しました。
「わたしが友達と死別して苦しんでいた時期にミラーが支えてくれ、愛あるサポートとかけがえのない保護を与えてくれる」
「わたしは今、両親から感情的・心理的に操られ、それを耐えてきたことの深刻さを実感している」
「わたしは大人だ。自分の身体に対して権限を持つ資格がある」
最初の公聴会は、2022年7月に開催される予定となっていますが、
エズラ・ミラーは現在、トカタと逃走中で、裁判所も所在を掴めていないとのことです。
薬物は良くありませんが、わたしは、既存の価値観にとらわれない、時代のちょっと先をいくエズラ・ミラーの生き方を支持していますよ^^!
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